• 日　時：令和6年7月19日（金）　午後7時～午後8時30分
• テーマ：高次脳機能障害支援センターと白十字総合病院の取り組み
  　　　　～高次脳機能障害地域支援拠点病院の機能と連携～
• 講　師：髙松 麻美子氏（茨城県高次脳機能障害支援センター）
  　　　　関 優治氏（社会福祉法人 白十字会 白十字総合病院）
  　　　　
• 参加者：58名

　今回の勉強会では、茨城県高次脳機能障害支援センターの髙松さん、白十字総合病院の関さんをお招きし『高次脳機能障害』をテーマにお話いただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　髙松さんからはセンター業務の4本柱として『相談支援』、『人材育成』、『普及啓発』、『連携構築』があげられました。特に連携構築については平成31年から高次脳機能障害の診断に協力いただける病院として『高次脳機能障害支援協力病院』の指定を開始し、現在36カ所の医療機関が指定を受けていること、また更なる支援ネットワークの構築を進めるために各地区にセンターの4本柱と同様の対応を行う『高次脳機能障害地域支援拠点病院』を県内6カ所に設置していることについて説明がありました。関さんからは、令和6年4月から県内で6か所目の地域支援拠点病院として白十字総合病院が鹿行地区で唯一指定されたことや相談から受診、診断からリハビリまでの流れについての説明がありました。これからは支援者や市民の方にとっての高次脳機能障害についての身近な相談窓口として白十字総合病院を活用いただきたいとのお話がありました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　高次脳機能障害のある方への支援について、髙松さんからは支援者が孤独にならないように周囲の関係者との連携を大切にしてもらいたい、また関さんからは地域支援拠点病院としての今後の展望を交えながら、まずは顔の見える関係を作っていきましょうと呼びかけがありました。

　勉強会終了後のアンケートでは、「地元に地域支援拠点病院ができたことを心強く感じました」、「高次脳機能障害支援センターと白十字総合病院が今後どのようにつながっていくのかを知ることができた」などの感想をいただきました。

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