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《報告》第180回地域ネットワーク勉強会を開催しました
平成9年11月のスタートから月1回の開催を重ねてきました「地域ネットワーク勉強会」。
東日本大震災後の休止で2か月遅れとなりましたが、180回目の開催の運びとなり、15周年の節目を迎えました。これもこの勉強会に参加していただいているみなさん、お話しをしていただく講師のみなさんの賜物です。
日 時:平成25年1月23日(火) 午後7時~午後9時
テーマ:冬の感染症から身を守ろう
講 師:あきら医院 中島章 院長
参加者:21名
節目の勉強会ということもあって、勉強会の発足当初よりご参加、ご協力いただいている「あきら先生」に、流行の兆しのみられる冬の感染症についてお話しいただきました。
冬に流行する感染症はノロウイルス、ロタウイルス、インフルエンザ、風邪、マイコプラズマ肺炎など、枚挙にいとまがありません。そういった感染症も根本的にはウイルスに汚染されたドアノブや食器などの環境表面に触れる、手を媒介する感染がほとんどということです。手についたウイルスを目や鼻、口などに無意識にもっていくことにより、粘膜からウイルスが侵入します。感染予防には十分な手洗いとマスクなどで手が直接口に触れない対策をしておくことが大切になるということでした。またノロウイルスは感染した生の二枚貝などを食べて感染するので、加熱して食べること、食器類も熱湯で消毒することが有効ということです。
インフルエンザについては、予防接種をしても罹患してしまうこともありますが、結果その症状を大きく弱めてくれるので、重症化の恐れのある小さなお子さんや高齢の方たちには、特に予防接種をしておくメリットが大きいということでした。
後半の実習では、ノロウイルスやロタウイルスの感染者の嘔吐物や糞便などを処理したゴム手袋を手を汚さずに外す方法と、感染症予防の手の洗い方について学びました。一連の工程をあきら先生にレクチャーしてもらい、特に手洗いは(1)手の平同士をこすり合わせる。(2)手のひらで手の甲。(3)手の平で指の先(爪の間)。(4)指同士をこすり合わせて指の間。(5)最後に手首を洗う。という5つの行程を1工程4秒ほどかけて
洗うことを推奨されていました。
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