日 時：平成21年7月2日（木） 午後1時30分～午後3時  参加者57名

テーマ：｢成年後見制度の活用と成年後見人等の役割について｣

講 師：阿見町社会福祉協議会 小林慎二 氏

今月の勉強会は、日常生活自立支援事業の生活支援員を対象とした研修会と合同というスタイルで開催しました。講師の小林氏は、茨城県社会福祉士会ぱあとなあに所属し、第三者後見人として活躍されている方で、日常生活自立支援事業の現状や経緯、制度の内容などを、これまでの経験を基にお話し頂きました。

終了後に実施したアンケートには、『権利擁護事業・成年後見制度について再確認出来て良かった』、『難しい内容を分かりやすく説明していただいてとても助かりました』、『制度を必要としている方へ、きちんと情報提供できるようにしていきたい』等、たくさんの感想をいただくことが出来ました。

また、通常の勉強会とは違う時間帯の開催という事で、『参加しやすい』というご意見もいただきました。皆さんからいただいたご意見・ご感想を取り入れ、よりよい地域ネットワーク勉強会の開催を目指していきますので、今後もよろしくお願いいたします。

日常生活自立支援事業

認知症高齢者、知的障害者、精神障害者などで、判断能力が不十分な方が対象の制度です。福祉サービスを利用したいけれど、手続きの仕方がわからない。商品勧誘の人が来た時、どう対応していいかわからない等、毎日の暮らしの中にはいろいろな不安や疑問、判断に迷ってしまう事がたくさんあります。このような場合にサービスの利用手続きや、金銭管理のお手伝いををして、安心して暮らせるようにサポートする制度です。