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4. 《報告》第281回地域ネットワーク勉強会を開催しました

• 日　時：令和5年11月16日（木）　午後7時～午後8時30分
• テーマ：就労継続支援A型事業所の取り組みや事業所連携　第二弾
  　　　　～「就労パスポート」を活用した支援～
• 講　師：株式会社スマイル
  　　　　就労継続支援A型事業所エバーグリーン神栖
  　　　　岩田 愉理香氏（サービス管理責任者）　
• 参加者：26名

　今回の勉強会では、市内で就労継続支援A型事業所を行っているエバーグリーン神栖の岩田さんをお招きしました。講義の中では、A型事業所の特徴や役割を中心にお話しいただきました。また、障害のある方への就労支援のポイントとして、「その人の興味、関心や現在の状態にあった事業所の選択ができるようにすること。そのためには、市内の障害者の就労支援事業所が連携しＢ型事業所を利用しながらＡ型事業所や障害者枠での就労を目指すなど段階的な利用が出来るような環境を作っていくことが大切です」との話がありました。
　事業所で活用している『就労パスポート』については、具体的な事例を交えてご説明いただきました。岩田さんからは「就労パスポートは、利用者にとっては支援者と話し合いながら作成することで、自分の興味関心や得意・不得意が整理できます。そのことが、就労場面において面接時に自分のことを相手に伝えやすくなるなど、結果として就労へのモチベーションアップにつながります。また職員間では統一した情報共有ツールとしての活用が有効的です」との話がありました。

　勉強会終了後に回収したアンケートでは、「Ｂ型とＡ型の違いを理解でき、その人の状態にあったサービス利用をすることが大切だと感じた」「（支援者として）就労パスポートのメリットについて理解できた。有効に活用していきたい」などの感想をいただきました。

就労継続支援A型事業所エバーグリーン神栖へのお問い合わせはコチラ→ホームページ（リンク）　

就労継続支援事業所とは

　障害や病気のために一般企業などでの就労が困難な方を対象として働く場の提供や就労に必要なスキルの訓練ができる障害者総合支援法に位置付けられた障害福祉サービスの一つです。雇用契約を結び一般就労に近い形で働くことの出来る『Ａ型事業所』と雇用契約を結ばずに福祉的就労として作業する『Ｂ型事業所』の2種類があります。

• 2023年11月24日
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