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4. 《報告》第267回地域ネットワーク勉強会を開催しました

▶　日　時：令和4年6月17日（金）　午後7時～9時

▶　テーマ：環境変化に対するストレスマネジメント
　　　　　　～コロナ禍における心の健康の整え方～

▶　講　師：宮内　厚季氏（HeartMapGarden＜ハートマップガーデン＞代表）
　　　　　　一般社団法人　日本産業カウンセラー協会所属　産業カウンセラー
　　　　　　公益社団法人　介護労働安定センター　セルフカウンセラー
　　　　　　
▶　参加者：23名

　今回の勉強会では、人事異動や配置転換による職場環境の変化、新型コロナウイルス感染症による生活様式の変化におけるストレスとどのように向き合い、対処し、耐性を付けていくのかを「環境の変化」をキーワードにお話をいただきました。
　ストレスとは、「外的な刺激に対して適応していく過程」として私たちが生きていく限り受け続けるものであり、良いも悪いもなく、人それぞれ受ける内容や感じ方も違う為、まずは、ストレスの存在を認め、対応の仕方を知り、周囲に対してもお互いを支え合える関係性づくりが必要とのこと。ストレスと向き合うためには、日々、自身がストレスを受けているのかを知っておく必要があります。勉強会参加者は資料と一緒に配布されたストレスチェック（簡易版）を実施し、現在のストレス状態を視覚的に把握しました。
　コロナ禍におけるストレスとして、ウイルス自体がストレスではなく、ウイルスによって引き起こされる不安や抑圧による生活様式の変化によって引き起こされる『コロナ疲れ』によりストレスを感じている人が多いとのこと。ストレスの原因となる『コロナ疲れ』を取り除く3つのポイントとして、(1)身体のコンディションを整える意識を持つ、(2)正確な情報を入手、(3)メンタルコンディションの確認、が重要であり、身体とメンタルは同期しているといるという意識を持つことが大切であるとのことでした。

　研修の最後に、今回、宮内さんが一番伝えたかったこととして、「自分自身の心の健康を整えることはもちろんですが、自分の周りで悩んでいる人がいたときには、全身全霊でその人の話を聞いてあげてほしい。そのためには、日ごろより職場や家庭でユーモアを交えたコミュニケーションができるように良い関係づくりをしておくことが大切です」との話がありました。

• 2022年6月29日
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