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4. ≪報告≫第186回地域ネットワーク勉強会を開催しました

◆日 時：平成25年7月31日（水） 午後7時～午後9時

◆テーマ：「障害者の就労支援 ～仕事で大切なこと～ 」

◆講 師：社会福祉法人まごころ（成田市）
             多機能型事業所ビーアンビシャス施設長 中村輝彦氏

◆参加者：31名

今回の勉強会では、多機能型事業所ビーアンビシャス施設長 中村輝彦さんをお招きし、仕事（就労）をする上で基本となる身辺自立の重要性、就労意欲や作業への興味・関心の向上など、障害者の就労支援をするために重要な視点や実践するなかで感じていることをお話頂きました。

中村さんは、企業勤めで得たノウハウやネットワークを活かし、『思ったらすぐ実行』という考えで施設の拡張や事業展開を実施してきました。「仕事をする上で大切な‘チャレンジする気持ち’は健常者も障害者も一緒。チャレンジすることで得られる喜びを分かち合い、福祉という枠にはまらないユニークでクリエイティブな発想で彼らと向かい合っていこうと思っています。」と語られ、開設当初からの理念である「障害者が運営する企業体」へ前進し続けていることを感じました。

また、ビーアンビシャスでは利用者を「社員」と呼んでいます。それは個々それぞれが達成目標と結果、そして評価を受けながら意識を高め、事業所全体で‘企業体である’ことの自覚を持つことに特化しているからであると思います。‘仕事’をするからには各分野で良質なサービスと品質を提供することを福祉施設としてではなく、『一企業』として心がけ、一人の『プロ』として活躍できるように支援の体制を整備する、と障害者支援の体制においても何のための支援か、何を目標に支援するのか、がはっきりしているように感じられました。

障害者の就労支援もそうですが、地域福祉活動においてもビーアンビシャスのようなユニークでクリエイティブな発想が求められている、と感じた勉強会でした。

【ホームページはこちら→ 社会福祉法人まごころ ビーアンビシャス 】

• 2013年8月15日
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