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《報告》第274回地域ネットワーク勉強会を開催しました

  • 日 時:令和5年4月20日(木) 午後7時~午後8時30分
  • テーマ:幼児期における発達障害の理解
        ~「気づき」から「支援」につなぐポイント~
  • 講 師:茨城県発達障害者支援センター COLORSつくば
        枝松 慎次郎氏(公認心理師・臨床心理士) 
  • 参加者:59名

 

 今回の勉強会では、茨城県より発達障害者支援センターの委託を受け、鹿行地区を管轄として相談支援を行うCOLORSつくばで発達支援を担当している枝松さんをお招きし、幼児期の発達障害の支援における「気づきから支援につなぐポイント」をテーマにお話しいただきました。講義の中では、発達障害者支援センターの紹介をはじめ、発達障害の基礎知識、支援・対応の基本について「具体的」という言葉をキーワードに支援者が支援の場面をイメージしやすいようにお話しいただきました。

274 支援者の気づきのステップとしては、(1)「困る(違和感)を探す=周りと比べるとこと、(2)担当している年齢の子どもはどのような時期なのかを知り、年齢に合った発達段階と比べることの2つのステップが紹介されました。(1)については比べることで一方が劣っているなどネガティブな対応になるのではなく、あくまでも困りごとを探すために比べること、(2)については発達段階の定型から外れているからと言って問題ととらえるのではなく、その子の特性と環境がマッチしていないといった視点でとらえることが大切になるとのこと。
 発達障害のある子への支援のポイントでは、その子が発達障害かどうかに振り回されることなく、どんなことで本人や周りの人が困っているのかを「具体的」に把握することが大切になるとのこと。具体的というのは、(1)場所:「どこにいる」と問題が起き、「どこにいる」と問題が起きないのか、(2)活動:「何をしている時」に問題が起き、「何をしている時」に問題が起きないのか、(3)時間:問題が起きる「時間」は何時か、問題が起きない「時間」は何時なのか、(4)人:「誰」と一緒にいる時に問題が起きて、「誰」と一緒にいる時は問題が起きないのか、(5)目標行動:「できていないこと」と「できていること」は何か、ということを支援が行われている現場目線で考えていくことの重要性をお話しいただきました。

 参加された方からは、「とてもリアリティがあり、大きな発見ができた」、「具体的な内容で、現場ですぐに取り入れていきたい」などの感想をいただきました。また、勉強会終了後には、数多くの参加者が講師の枝松さんと名刺交換や情報交換する場面も見られ、一つの場所に集まり、同じ学びを共有し、ネットワークを広げると言った地域ネットワーク勉強会の醍醐味が感じられました。参加者のアンケート(勉強会の感想)については下記のPDFファイルをご覧ください。

 

 

茨城県発達障害者支援センター COLORSつくばについてのお問い合せはこちら→ホームページ

 

※終了後の参加者アンケート(勉強会の感想)はこちら→第274回地域ネットワーク勉強会感想 [PDF形式/85.68KB]

 

 

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