社協職員レポート

★社協職員レポート ~神栖市社協の総合相談対応におけるインテークシートの活用~



インテークシート 職員レポートをご覧いただきありがとうございます。今回の職員レポートでは、私たちが日々取り組んでいる総合相談対応について、ご紹介させていただきます。
 神栖市社協は、福祉の総合相談窓口として、令和6年4月から11月末までに5,098件、1日平均で30件の相談に応じています。電話や窓口、訪問を通じて対応しており、その割合は電話が6割、ご自宅などへの訪問が3割、窓口での対応が1割です。新規の相談は全体の約1割で、残りの9割は再相談や継続相談となっています。

 私たちは、職員がチームで業務を遂行する体制を整備しています。職員一人ひとりが社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格保持を標準としており、経験や習熟度の違いがあれど、どのような相談にも全職員が応じる「同一業務同一対応」を実践しています。相談対応の質向上と均一化を図るために、神栖市社協が独自に作成した相談インテークシートを全職員が用いて、相談対応時に活用しています。この職員レポートでは、神栖市社協の総合相談対応におけるインテークシートの活用について詳しくお伝えします。
                                                    インテークシート

〇神栖市社協のインテークシート [PDF形式/241.47KB]


 ビジネス111「インテーク」とは初回の相談を意味し、「インテークシート」とは初回相談時に相談者の基本情報や相談内容を体系的に記録するためのシートです。このシートを使うことで、相談者の状況を正確に把握し、適切な支援や情報提供が可能になります。
 初回のご相談時には、私たち職員がインテークシートを用いて基本情報や相談内容を丁寧にお伺いします。すべての項目を詳細に、シートの順番通りに聞き取るわけではなく、必要最低限の情報を記録することで、相談者にとって効率的な相談対応を行います。この情報を基に、具体的な支援内容や関係機関を紹介し、相談者が自身の状況に即した選択ができるように支援を進めます。

 

インテークシートを活用することで、次のようなメリットがあります:

  • 情報の一元管理:相談者の情報を一元的に管理することで、担当職員が不在でも他の職員がスムーズに対応を引き継ぐことができます。この際、相談者のプライバシーへの配慮と守秘義務を厳守し、情報が適切に保護されることを徹底します。
  • 支援の質向上:相談者の状況を詳細に把握することで、適切な支援に繋げます。
  • 迅速な対応:情報が整理されているため、迅速かつ的確な対応が可能になります。
  • 信頼関係の構築:相談者が自身の状況をしっかりと把握されていると感じることで、信頼関係が築きやすくなります。

 以上のことから、神栖市社協では、インテークシートを活用して質の高い総合相談対応を目指しています。また、職員のスキルアップ研修や事例の情報共有を通じて、相談支援体制の強化も図っています。このインテークシートの活用は、相談者へ適切な支援に繋げるための重要なツールです。

 私たちは、福祉の専門職として、皆様の課題解決を支援するために相談対応の最前線で活動しています。常に最新の情報をキャッチし、支援機関との連携を強化しつつ、インテークシートを駆使した相談対応を行っています。
 地域の皆様が心から安心して相談していただけるよう、環境を整え、日々研鑽を積んでまいります。

                                            < 地域福祉総合相談センターS >

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