社協職員レポート
★社協職員レポート ~福祉のプロを目指して! 社会福祉士国家資格取得への挑戦~
私は約2か月後に大きな挑戦を控えています。それは第37回社会福祉士国家資格の試験です。令和5年4月から資格取得に向け、通信課程の専門学校に通い、今現在は最後の追い込み期間として懸命に学習に取り組んでいます。ですが新卒で「福祉」という職について約3年半という少ない経験、学生時代に「福祉」という分野にほとんど縁がなかった私は、本当に資格取得が出来るのか、不安を抱えながら日々の業務に励んでいます。
神栖市社協では、生活困窮者や障害者、高齢者などをはじめ、幅広い福祉課題に専門性を持って対応する為、「神栖市唯一の相談援助プロ集団」を目指し、社会福祉士、精神保健福祉士の資格取得を標準的な職員としてルール化がされました。現在では、私以外の正職員全員が両方の資格を取得し、他機関と連携しながら専門的な知識や技術を持って日々の相談対応を行っています。私自身、社会福祉士の資格取得を目指すきっかけとして、神栖市社協でルール化されていることも理由の1つですが、入職して間もない頃に参加した茨城県社協主催の「新任・初級研修」での2つの言葉が大きな要因となっています。それは、「福祉の専門機関として社協でしかできないことを行う」、「今後社協マンとして生き抜く武器を身に着け、福祉のプロを目指す」ということです。入職して間もなかった私は、頭では理解していたものの、実際に何をすれば良いのか理解できていませんでした。
しかし、この研修会から約3年社協業務に取り組んできた今、明確になったことがあります。それは、「資格」こそが社協として出来る選択肢を増やし、自分自身が自信を持って相談対応を行う事で、他機関や市民の方々から信頼される武器になるということです。私自身は、現在総務グループに所属しているため、相談援助業務に関わることはなかなかありません。もし、経験も少ない今の自分が相談対応を行い、対象者に応じた正しい相談対応が出来るか、対象者が再び困りごとを抱えてしまい、もう一度同じ職員に相談したいという気持ちになるか考えたとき、自信を持って対応できるとは言えません。だからこそ、資格を取得し、正しい且つ幅広い知識を身に着けることが一番の武器であり、福祉のプロへの近道であると答えを見つけることができました。簡単な道のりではなく、資格取得がゴールではありませんが、まずは社会福祉士としてスタートラインに立ち、「困ったら社協に相談してみよう」、先輩方のような「あの人なら安心して相談ができる」と信頼される「神栖市唯一の相談援助プロ集団」の一員になれるよう日々努力していきます。
今現在、神栖市社協の取り組みに労働者派遣事業として、市福祉関係課へ社会福祉士・精神保健福祉士両資格を取得している職員を派遣し、行政機関の福祉向上の手助けを行っています。これは「福祉プロ集団」を目指している神栖市社協だからこそ出来た取り組みであり、行政機関からの信頼によって現在も継続して活動を展開することができています。
また、神栖市社協では、職員の知識・技術向上を目指し、研修会への参加や資格取得などを応援する取り組みに「職員自主研修受講料等の貸与」制度があります。(令和6年7月31日までは「職員自主研修助成」制度)私自身は、制度を利用させていただき、資格取得に向けて約1年半有意義に学習を進めることが出来ました。資格取得に向けて、サポートいただいた感謝の気持ちを忘れず、一発合格を勝ち取れるよう残り2か月学習に励み、国家試験に臨みます。
〈 本所福祉活動推進センター S 〉
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このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会です。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-0294 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
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