社協職員レポート

★社協職員レポート ~進化の瞬間に立ち会える計画策定~

 現在、「神栖市社協第6次地域福祉活動計画(計画期間は令和7~11年度の5年間)」の策定作業を進めています。
 (地域福祉活動計画については こちらのページ で紹介しています。)神栖市社協 第5次地域福祉活動計画001

 神栖市社協では、地域福祉活動計画策定委員会へ提出する資料はもちろん、計画書の原稿起草、挿入する表
(データ)やイラスト・写真等のレイアウト、校正まで、全て事務局で行い、正職員全員が何らかの形で策定
に関わります。そのため、完成した計画書は私たち職員にとって文字通り『社協活動バイブル』となります。

 これは「第1次計画(平成7~16年度)」の時から続いているもので、入職2年目だった当時の私もデータ整
理や策定委員会の準備などに関わらせてもらいました。この計画は後に「第2次行動計画」として平成12年度
以降の5年計画を別途策定したのですが、この時は原稿起草にも一部関われるようになりました。
                                                     現在の計画(第5次)

 もう30年くらい前になりますが当時の記憶は今も鮮明で、全ての社協事業を総括しながら課題を整理していく作業自体がすごく勉強になったこと、策定委員会の中で交わされた議論が、今後の方向性として集約され、計画化されていく様子を目の当たりにできて、大げさでなく社協の動きが変わる、進化する瞬間に立ち会えたような感覚(感動)を抱きました。

 この時の感動が若手時代の私の原体験となり、以降の地域福祉活動計画策定も、どこか楽しみに、ワクワクしながら担当してきたような気がします。作業はとても大変なのですが、どの時代の計画にも「社協(=神栖の地域福祉)の動きの変化、進化」があって、その瞬間を関係者・市民の皆さんと共有できる地域福祉活動計画の策定は、社協の仕事の醍醐味の一つだと思っています。

 現在策定中の第6次計画は、事務局内に設置したプロジェクトチームを中心に、間もなく「第5次計画」期間(令和2~6年度)の総括が終了するところです。総括は、これまで神栖市社協が計画に掲げ実践してきたことの評価分析、この5年の間の行政施策の進展や市内の社会資源の状況、それと社協との関係など、いろいろな視点から行います。
 今期間は大半がコロナ禍と重なり、計画を変更した取り組みもありましたが、逆にそんな中だったからこそ、神栖市社協が大事にすべきこと、継続・充実を図るべき分野が明確になったようにも感じていて、私としてはここを「進化の瞬間」として仲間と共有し、第6次計画の中で具体化していきたいと考えています。

 具体的な計画内容は、今後の地域福祉活動計画策定委員会で協議・検討を重ねて決定し、最終的には「計画書」として今年度中に冊子化し、本ホームページでも公開する予定です。
 まだ策定完了までの道のりは遠いですが、「楽しみ」「ワクワク」感も大事にしながら策定作業に関わっていこうと思います。

 <福祉活動推進センター S>

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