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社協職員レポート

★社協職員レポート ~県社協主催「市町村社協の“今”と“これから”を語る座談会」に参加して ~その2~

~その2~

3  “今” “これから”の社会福祉協議会を考える

社協が機能として見られる時代に

職員レポート橘田(2)K ) 全ての市町村社協に共通することだと思いますが、活動財源の確保が困難な状況の中で委託事業等が増
     え、人材の確保や育成がままならないことが大きな課題だと思います。どの市町村も福祉政策の歴史や
     住民意識の違いがあるので、社協活動のスタイルは市町村ごとに違っていいのに、「社協だから」と位
     置づけされ同じ取り組みを求められます。
   大切なことは、社協が地域福祉の中核機関として主体的に自らのまちをアセスメントし「何が満たされ
     ていて何が不足しているのか、不足している内容で公益法人である社協が取り組むべきことは何か」を
     明確化して実践し、市民と行政から信頼を得ることです。
     少数派の人々の代弁機能を果たし、これまで無かった社会資源を創設していくことで地域福祉の底上げを図っていくことこそ社協活動の醍醐味ともいえます。このような我がまちの地域福祉の景色を変えていける社協の働きを職員が実感できれば、職員のモチベーションやプライド、また報酬の確保や向上にも繋がっていくのではないかと思います。
これからの社協は「機能」をより評価されると思います。その取り組みは、わがまちの地域福祉にどういった「価値」を提供できたかが問われ、行政からの委託事業や助成金の増減が変化してくる。本当にやるべきことをそれぞれの職員が意識し、それを集めて計画化していかないと、時代に翻弄されてやる気ややりがいを無くしかねないと感じています。
今後の社協の活路として1つ、これは全ての社協に共通することとは言えませんが、神栖市社協の場合は、職員は社会福祉士と精神保健福祉士の両方の国家資格を取得してやれることを増やし、その取り組みを市民や行政に評価してもらおうとする方針を出しました。
今後、財政縮小が避けられない中で、社協だからこそできる、社協にしかできないというものを持っているか、持っていないかによって将来が大きく左右すると感じています。

今回はここまでとさせて頂き、次回その3を報告させていただきます。
※その1はコチラ → 県社協主催「市町村社協の“今”と“これから”を語る座談会」に参加して ~その1~

< 神栖本所 K >

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