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社協職員レポート

★社協職員レポート ~国家試験に向けて~

職員れぽ 療育2 私は精神保健福祉士受験資格取得のため、令和5年4月から短期養成通信課程に入学し7カ月が経過しました。9カ月という短い期間で精神保健福祉士専門課程を学んでいて、指定された期日までにレポートの提出をするため毎日、仕事や家事が終わってから祝日も時間を見つけて取り組んでいます。51名の同志とともに7日間のスクーリング、14本のレポート提出と2月の国家試験に向け勉学に励んでいます。
 

神栖市社協では、福祉総合相談で様々な相談を受けており、なかでも「こころの相談」や「ひきこもり家族相談」は精神保健福祉士の国家資格を持つ職員が相談対応しています。私が精神保健福祉士を目指すきっかけとなった事業です。

277勉強会
【こころの相談】 こころに不安を抱える方やその家族からの相談を精神保健福祉士の資格を持つ職員が話を伺い、その内容を整理して適切な機関に繋ぐことをしています。不眠・気分の落ち込みが続くなどの精神的な不調を抱える方やその家族から、昨年度は年間41件、今年度はR5.9月で37件の相談が寄せられています。

【ひきこもり家族相談】 心理療法士のアドバイザーと精神保健福祉士の資格を持つ職員が、本人にとって一番身近な支援者である家族に寄り添い、本人の元気や自信を取り戻すための「家族の関わり方」を一緒に考えることをしています。昨年度は年間57件、今年度はR5.9月で50件の相談対応があります。

 以前、ひきこもり家族相談に同席した際に、相談者からひきこもりの子供が長い時間手を洗っていると相談がありました。当時私は手を洗う行為と対応した職員が話す二次障害がわからずピンときませんでした。後に通信課程で「うつ病や発達障害などの精神疾患によって家にひきこもっている状態は、周囲から理解を得られない環境で、繰り返し注意されたり、不安な経験をしたりすることで自己肯定感がさがっている状態である。また、生活のしづらさ生きづらさから、二次障害として精神のバランスを崩して不安障害やうつ病がおこることがある。しかし病院で投薬治療や行動療法を行うことで、症状の改善や日頃の生活支障の軽減につながることが見込まれる。」と学びました。あの時同僚が対応していた相談はまさに「手を洗う行為をやめられず、繰り返し同じことをしていないと不安でたまらない。そのため日常生活に支障をきたしている状態」だったのだと現場での経験と知識が繋がった瞬間でした。

 神栖市社協では国家資格取得を応援する取り組みとして「職員自主研修助成」があります。私も活用し資格取得に向け後押しを受けました。専門知識を持つことは相談対応時の欠かせない強みであると改めて感じた思いを忘れずに国家試験に挑みたいと思います。あと2カ月と少し頑張ります。

 

地域福祉総合相談センターO

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このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会です。

(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158

電話番号:(本所) 0299-93-0294 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294

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