【福祉教育出前講座】白十字看護専門学校1年生
令和6年12月20日、白十字看護専門学校より、老年看護学において高齢者の身体変化や日常生活の影響を理解して看護を考えることを目的に福祉教育出前講座の依頼を受け、1年生(30名)を対象に高齢者疑似体験を実施しました。
高齢者疑似体験
高齢者疑似体験用の装具(関節の動きを制限するサポーター、重り、白内障を体験できるゴーグル等)を装着して、日常生活の中で行う動作を2人1組になり、高齢者役・看護者役として体験しました。
手袋を装着しているため1枚ずつめくるのが大変でした
白内障ゴーグルを装着しているためチラシを見るのも一苦労
入浴時の浴槽への出入りの動作確認
いつも上りなれた階段も今日は慎重に
体験終了後、看護学生からは「いつもの階段やちょっとした段差がサポーターやゴーグルを装着しただけでとても怖く感じた」「”ここに段差がある”、”あそこの階段を上がる”などの声掛けではなく、具体的に伝えることが安心につながると感じた」などの感想がありました。今回の体験を通して、日常生活への影響や高齢者の気持ちの変化を理解し、今後の学習に活かしていただけたら幸いです。
学校のみならず、企業等のご依頼もお受けいたします。
企業や事業所の福祉、介護研修の企画で「福祉の専門職の話を聞きたい」といったご相談に対して、目的や取り組み内容、状況にあった体験プログラムを依頼者とともに計画し様々な方の協力を得ながら実施させていただきます。お問い合わせをお待ちしております。
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