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【福祉教育出前講座】大野原西小学校4年生
令和6年10月29日、11月19日に大野原西小学校の4年生65名を対象に福祉教育出前講座を行いました。
今回実施したプログラムは車いす体験、高齢者疑似体験、アイマスク体験、点字体験です。体験に際しましては、社協登録ボランティアグループ「サタデーズ」の皆さまに体験中の見守り、「ひとみの会」の皆さまには点字体験実施に協力していただきました。
10月29日(火)車いす体験・高齢者疑似体験
2人1組のペアで車いす体験を行いました。自分で車いすを操作し、「マットの上は車いすを漕ぎづらかった」、「ちょっとした段差も越えるのに介助が必要だと分かった」など、子どもたちは、自分の足で歩くことと車いすを使用することの違いについて気づくことができました。
ボランティアの方に車いすの操作の仕方について教わります
狭い道はゆっくり慎重に車いすを操作しないと安全に渡ることができません
段差を越える方法を学び、実践しました
悪路を想定したコースでは自走が難しいことが分かりました
車いす体験と並行して行った高齢者疑似体験。身体に体験キットを装着して行うのですが、使い慣れた校舎内の移動や手先の細かな作業に際しても、今までとの違った感覚になります。体験後には「周囲が見えずらく、いつもより足も重く感じたので、階段を下りる時に手すりがあって良かった」といった意見が出されました。
身体の片側に重りやサポーターを装着して、加齢による身体の変化について体験
ゴーグルを着けた状態で、辞書引きや豆つかみを行います
11月19日(火)アイマスク体験・点字体験
アイマスク体験では、ボランティアの方々に見守っていただきながら、2人1組で校内を周りました。子どもたちも、アイマスク着用者が安心して歩けるよう、階段を昇り終えた後に「終わるよ」、角を曲がる際に「曲がるよ」などの声掛けを行っていました。体験後、子どもたちからは「目が見えない人のコミュニケーションの取り方が分かって良かった」などの感想が挙がりました。皆が安心して暮らせるよう相手の立場になり、自分たちで出来ることは何かを考える、いい機会になったと思います。
”目が見えない”とはどういう状態かを皆で学びます
声掛けを行いながら校内を二人一組で周ります
目が不自由な方の誘導方法を確認します
ボランティアの方が見守る中、慎重に階段を昇ります
点字体験では、社協登録ボランティアグループ「ひとみの会」の皆さまにご協力いただき、点字版と点筆を使って野菜や自分の名前などを点字で書く体験をしました。また、実際に点字が表記された商品を触り、身の回りにも点字がたくさんあることを知り、身近なものであると感じることができました。
点字のルールや打ち方を学びます
点字表を見ながら、集中して打つことができました
自分で打った点字を読むことにもチャレンジしました
「ひとみの会」より頂いた過去の社協ニュース(点訳版)をみんなで協力しながら読んでみました
大野原西小学校の福祉教育出前講座では「ひとりひとりがかがやけるまち」をテーマに福祉について学びました。「相手を思いやり、お互いに支え合う」といったやさしい気持ちを大切に、学校生活を過ごしていただけると嬉しい限りです。
ご協力いただいたボランティアの皆さん、ありがとうございました。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会 ボランティアセンターです。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-1029 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
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