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【福祉教育出前講座】白十字看護専門学校1年生
令和4年11月17日、白十字看護専門学校より、老年看護学において高齢者の身体変化や日常生活の影響を理解して看護を考えることを目的に福祉教育出前講座の依頼を受け、1年生(35名)を対象に高齢者疑似体験を実施させていただきました。
高齢者疑似体験
年齢を重ねるごとに身体にはどのような変化が現れるのか、高齢者が普段どのような感覚で過ごしているのかを高齢者疑似体験用の装具(関節の動きを制限するサポーター、重り、白内障を体験できるゴーグル等)を装着して、日常生活の中で行う動作を2人1組になり、高齢者役・看護者役として体験しました。
白内障体験ゴーグルをかけ文字の見え方の違いを体験
色の判別も難しくなります
寝返り動作からの立ち上がりを実施
入浴も手すりなどがあると安全に入れました
日常生活の中のかがむ動作を体験
ゴーグルをしたままだと天気も分かりにくいそうです
体験終了後、看護学生より「普段できていたことが難しく、そばに看護者がいないと怖いなと感じた。」「高齢者の方が感じている文字が見えにくいことへの苛立ちを少し理解できた。」との感想をいただきました。この体験を通して、高齢者の気持ちや日常生活の影響を理解し、今後の学習に活かしていただけたら幸いです。
学校のみならず、企業等のご依頼もお受けいたします。
学校の福祉や人権学習、企業の福祉や介護研修の企画で「福祉の専門職の話を聞きたい」といったご相談に対して、目的や取り組み内容、状況にあった体験プログラムを依頼者とともに計画し様々な方の協力を得ながら実施させていただきます。お問い合わせをお待ちしております。
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