1月24日(火）、神栖市保健・福祉会館の研修室を会場に令和4年度わくわくサロン交流会を開催しました。
サロンとは、家に閉じこもりがちになっている地域の高齢者や障害者、子育て中の親子などが身近な公民館やコミュニティセンターなどに集まって気軽に楽しい時間を過ごす活動です。市内のサロンマップはこちら

交流会には7サロン11名と、新しく活動の範囲を広げたいと3名のボランティア活動者、計14名が参加されました。
交流会では参加者の自己紹介と、各サロンでの情報交換を行いました。新型コロナウィルスの流行が始まると、市内サロンは全て活動休止となりました。昨年度から感染対策を行いながら再開を始めたサロンもありましたが、まだ再開に踏み切れていないサロンもあります。情報交換では、様々な状況にある各サロンから再開後の様子・状況、再開できない不安点・課題等色々な意見交換が行われました。「昨年の11月にサロンを再開しました。参加者の方も喜んでくれ、私たちもとてもうれしいです」「私たちのサロンは食事をなしにしましたが、参加者の方もお話を楽しんでいます」「運営費の確保や施設の利用料の負担が大変です、皆さんはどうですか」と様々な意見、質問が飛び交いながら活発に行われ参加者同士が各々のサロンの現状を把握することができました。

交流会後半では、新しいレクリエーション活動の紹介として、神栖ボッチャクラブの松本さんと神栖市身体障害者福祉協議会の山間さんにご協力いただき、ボッチャとフライングディスクの体験会を行いました。高齢者や車いすの方も取り組みやすい活動の為、参加者の皆さんも短時間でルールを理解して行うことができ、体験会として大いに盛り上がり、参加者同士のコミュニケーションを深めていただく機会となりました。

参加後、「他のサロンの状況を聞けました」「体験を通してサロンでも取り入れる機会をもちたい」「皆さまからも元気をもらいました」との感想がありました。他のサロンの情報や意見等を参考に各サロンに持ち帰り活かして頂けると幸いです。

社会福祉協議会でも今後、サロン運営者の「想い」を「活動」につなげられるよう、取り組みへの調整や課題解決、サロン活動の一部助成など側面的な支援を行い続けていきます。
サロン活動や、ボランティア活動にご興味のある方は下記までお問い合わせください。
また、このようなサロンに参加してみたい、もしくは参加された方が良いと思われる孤独な高齢者や障害者、子育て中のお母さんなどに関わっている支援者の皆さんからのご相談をお待ちしております。

問合せ先：神栖市社会福祉協議会　ボランティアセンター
　　　　　TEL　0299-93-1029