社協職員レポート
★社協職員レポート ~介護機器貸出事業~
神栖市社協では、市内に在住し、一時的な疾病やケガ等により日常生活に支障があり、介護保険や障害者総合支援法などの対象とならない在宅の方に対して、介護機器(車いす)を短期間(原則2週間)、無料で貸し出しています。通院や外出、旅行など様々な目的でお使いいただくことができます。
■申込み手順については コチラ →介護機器貸出事業
新型コロナウイルス流行前は「足腰の弱い母がテレビばかりみているので旅行に連れて行きたい」「歩行が困難な祖父に孫の運動会をみせたい」などの利用目的もありましたが、現在は「夫が庭で転んで腰を打ってしまった」「高齢の父が急に歩けなくなり介護保険の申請中」というように通院、移動するために急遽、車いすが必要になっての利用が主となっています。
実績(令和2年度利用実績)としては多い状況ではありませんが、制度の狭間でサービスの利用が出来ずに困っている方々の“安心できる暮らし”を応援する社協事業の“ひとつ”として大切な取組みであることを再確認しました。
【令和3年度 介護機器貸出事業 利用実績】
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
自走式 |
5 |
2 | 1 | 3 |
11 |
||||||||
介助式 車いす |
4 | 8 | 3 | 1 | 16 |
また、車いすの点検やパンクの修理をしてくださっているのは、『空飛ぶ車いすin神栖』で活動をしていたボランティアの方です。平成23年1月に結成して間もなく東日本大震災が発生したため、使われなくなった車いすを修理・再生し東北地方へ、その後は海外に贈る活動をしてくださっていました。グループは解散しましたが、メンバーの方に今でもご協力いただいているおかげで、通院、けがなどの急な貸出の対応も安心して行えています。新型コロナウイルスの感染防止策として、ソーシャルディスタンスの実践が求められ、仕事や余暇の過ごし方も変わり、あたり前だったことが失われ、多くのものごとが一変したwithコロナの時代。変化と向き合いながらも“思いやり”を忘れずに“人と人とのつながり”に心から感謝しながら、今後も必要とされるニーズをきちんと把握し地域福祉推進のための活動を大事にしていきたいと思います。
<本所福祉活動推進センターB>
■介護機器貸出事業に関するご相談、お問い合わせはこちらです
〇神栖本所 神栖市溝口1746-1(神栖市保健・福祉会館内)
担当:馬場、横田
〇波崎支所 神栖市土合本町3-9809-158(神栖市はさき福祉センター内)
担当:乳井
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会です。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-0294 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
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