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【福祉教育出前講座】波崎小学校3年生

 令和6年11月8日(金)、11月11日(月)の2日間、波崎小学校3年生45名は、総合的な学習の時間で「福祉」~わたしたちにできる福祉~をテーマに福祉教育出前講座に取り組みました。1日目は講話、2日目は2時間に分け、車いすとアイマスク体験をいたしました。実施に際してはボランティアグループ「ほほえみ」のみなさんほか、個人ボランティアさんの協力のもと体験を行いました。

11月8日(金)福祉の講話

 1日目は社協職員による福祉の講話。ワークシートを活用し、屋内でも起こりうる赤ちゃんやお年寄りに関するトラブルについての気づきを促すクイズをしました。後半ではグループワークで「身体に不自由がある方が自宅前から病院に通うまでにどんな不安があり、どのような解決法があるか」を話し合い、様々なアイデアが発表されました。 

R6波崎小講話(1)

話し合いにより様々な観点から気づくことができました

R6波崎小講話(2)

黒板を使って班で出たアイデアを発表

11月11日(月)アイマスク体験、車いす体験

 2日目は1日目の講話をもとに、具体的な体験を行いました。アイマスク体験では普段慣れた校舎を回り、子どもたちから「廊下にある物にぶつかりそうになったりすることもあり、声かけによる誘導など人の助けを借りることの必要性を感じた」いう意見が出ました。

R6波崎小・アイマスク(5)

視界がきかず、廊下の障害物にもヘルパー役の声かけが必要です

R6波崎小・アイマスク(4)

 階段ではアイマスク役の人は手すりや壁を伝ってゆっくり移動

 また、車いす体験では、まずペアを組み、車いすの基本的な操作方法についての説明を受けました。その後、実際に車いすに乗る、介助する体験を行い、曲がりくねった道や狭い角、段差のある場所を、二人一組で走行しました。体験後、皆さんから「車いすの操作が難しかったけど、介助者に手伝ってもらって段差を上がることが出来た」、「介助者に声掛けをしてもらったことで、少し安心できた」などの声が挙がりました。この体験を通して、相手の立場に立って考えることの大切さを伝えさせていただきました。

波崎小学校車いす体験(1)

初めに、二人一組で車いすの操作方法を確認します

波崎小学校車いす体験(3)

「上げるよ」と必ず声掛けを行います

 ボランティアの皆さんのご協力のもと安全に行うことができました。ありがとうございました。
 波崎小学校におかれましては、3年生と比較的早い段階での講義、体験という事もあり、生徒さんからも高学年とはまた違った新鮮な気づきや意見が聞かれました。年齢とともに「福祉(ふくし)」に関する知識や見聞を広げてもらえると嬉しく思います。
 

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