社協職員レポート

★社協職員レポート ~誰しもが持つボランタリーな気持ちをカタチに~

職員レポ2 「ボランティア元年」と聞いて、「あの時のことか」と連想できる人はいますか。

 ボランティア元年とは1995年の阪神淡路大震災がきっかけで「ボランティア」に多くの関心が集まった年と言われています。また2011年の東日本大震災もあり、災害ボランティアの重要性が広がってきました。未だに甚大な被害が続く能登半島地震においても一般ボランティアの登録数が2万人を超えるとのニュースを見て、ボランティアへの関心が現在も高まっていると思えます。

 このように震災や、特にオリンピックが関連する年は「ボランティア」という言葉がいつもより身近になります。全国の社会福祉協議会が把握するボランティア数の現状、及び推移(2023年11月現在)によると、調査開始1980年4月の1,603,452人からどんどん右肩上がりに増え、2011年4月には最高値である8,678,796人のボランティア数を社協で把握していました。翌年には700万人台に減少し、それ以降ほぼ横ばいのまま、2021年には600万人台に下がりました。「ボランティア」という言葉が国民へ与える影響は関連する年に突出し、その後は低調気味のようです。

 冒頭の話に戻りますが、阪神淡路大震災発災時に私は生まれていません。東日本大震災の年もまだ小学生だったので大人になってから「ボランティア元年」という言葉を知りました。災害ボランティア支援なども未経験ですが、神栖市社協では災害ボランティアセンター立ち上げ・運営支援の為に職員派遣を行っているので、派遣に行った職員から情報を聞いたり見たり、調べることで私なりに学ばせてもらっています。

 私を含め、災害ボランティア等の経験がなくても「困っている人がいたら力になりたい」「手を差し伸べてあげたい」と思う『ボランタリーな気持ち』は誰にでもあるのではないでしょうか。気持ちはあるけれど、じゃあどうすればいいか?この答えのヒントを見つけてもらえるよう、本会では「ボランタリーな取組みを応援する講演会」を開催することとしました。
 ボランタリーな気持ちを少しでも形にできるよう、市民活動に関して豊富な経験をお持ちである茨城キリスト教大学の池田幸也(いけだゆきなり)先生にご講演いただきます。テーマは「~脱コロナによるシン・ボランティア時代~」。シンは、新しく始めることとして「新」、ボランティア活動への親しみを持ってほしいと込めた「親」をかけた言葉です。また講演を聞いていただいた方、ご自身の「シン」を見つけてもらえればと思います。

 人とのつながりや助け合いの大切さが改めて問われている現在、改めて「ボランティア」という言葉について考えてみましょう。
今回の講演会が今までの活動のさらに強いエネルギー源に、また新しくはじめる活動のきっかけになればと考えております。講演会の詳細情報はこちらに。
多くの方のご参加をお待ちしております。事前申込みが必要になりますので、下記お問い合わせ先にお電話いただくか、QRコードにてお申込みください。

 

職員レポ1[お問い合わせ先]
神栖市社会福祉協議会ボランティアセンター 
TEL:0299-93-1029 MAIL:info@kamisushakyo.jp

お電話、メールまたは右記QRコードにて→

 

参考文献:
地域福祉・ボランティア情報ネットワーク全国社会福祉協議会地域福祉部/全国ボランティア・市民活動振興センターHP
1.全社協 全国ボランティア・市民活動振興センター関係資料 - 地域福祉・ボランティア情報ネットワーク (zcwvc.net)

(地域福祉総合相談センター D)

 

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