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【福祉教育出前講座】深芝小学校5年生
令和5年9月14日、20日に深芝小学校の5年生76名を対象に福祉教育出前講座を行いました。
今回実施したプログラムはアイマスク体験、車いす体験、高齢者疑似体験です。またお忙しい中、社協登録ボランティアグループ「サタデーズ」の皆さま、保護者の皆さまにも体験中の見守りとしてご協力いただきました。
アイマスク体験
9月14日(木)アイマスク体験を行いました。
人は五感から様々な情報を得ていますが、特に視覚は全体の約8割を占めるといわれています。そんな大切な目の役割を一時的に遮ることで、普段は感じ取れない感覚や学びがあったと思います。体験中は、2人1組で校内を周り、ガイドヘルプとしての誘導も工夫して声掛けを行っていました。
介助役は歩くスピードも合わせながら誘導します
教室に入り自分の席に座ってみました
階段は手すりも使い慎重に降ります
「あと一段あるよ」の声かけが大切です
車いす体験
車いす体験では、車いすの操作方法を学んだあと、2人1組で車いすに乗る、介助する体験を行いました。車いすを自分で操作し、曲がった道や狭い場所を走行しました。段差や坂があるところは、介助の人に手伝ってもらいます。
車いすに乗るのも初めての体験でした
お店の中を想定して細い通路を通りました
上手に声かけができていました
安全に体験できるようボランティアさんも見守ります
高齢者疑似体験
9月20日(水)高齢者疑似体験を行いました。
年齢を重ねるごとに身体にはどのような変化が現れるのか、お年寄りが普段どのような感覚で過ごしているかを高齢者疑似体験用の装具をつけて体験しました。関節の動きを制限するサポーター、重り、白内障を体験できるゴーグル等を装着して校内を回ったり、辞書や豆を使い、手の感覚が鈍くなる状態を体験しました。
サポーターをつけて高齢者になった状態を疑似的に体験します
階段を降りるときは手すりが必要でした
高齢者の手の感覚に近づけるために
手袋をして豆うつしをしました
辞書で『福祉』の文字を調べました
深芝小学校の福祉教育出前講座では「ふれあい ささえあう 思いやりの心」をテーマに福祉について学んできました。「相手に対する配慮の大切さや私たちの地域で生活する人を理解し、普段の生活の中でも相手の気持ちになって行動する」そのような思いやりの心を大切に学校生活を過ごしていただけると嬉しいです。
授業後は、次のクラスが使いやすいようにと体験道具を整頓してくれ、最後のクラスは片づけも進んで手伝ってくれました。次使う人のことを考えた、皆さんのやさしい気持ちをこれからも大切にしてください。
ありがとうございました。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会 ボランティアセンターです。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-1029 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
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