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3. ★社協職員レポート ～つながり続ける力 “愛される居場所” わくわくサロン～

放課後等デイサービスのボランティアを他市でしている知人から、お楽しみ会をやるので時間があったら遊びに来ない？と誘われ休日に訪ねると、ボランティアの方々が食事やおやつの準備をしていました。「ただいま！」と子供たちが来ると、「おかえり！」と声をかける。ここ何年かは、コロナ禍でもあり、久しぶりに人が集い食事をし、笑い声が響き渡る光景をみていると、なんだかとてもうれしい気持ちになり、自然と初めて会った人達と会話をし、たくさんの元気をもらうことができました。自分自身が参加者側になることで、わくわくサロンの立ち上げ支援をしていた頃、「近所のお年寄りや子育てをしているママたちの居場所をつくりたい。ただ、お茶を飲み、あたたかいご飯を一緒に食べることでお互いにつながり、助け合っていけたらいいな…」というボランティアの方のことばを思い出しました。自分の家以外に「おかえり」と言ってくれる“人や場所”があることの素晴らしさ、居場所の大切さを実感し、つながり続ける重要性を再確認することができました。

わくわくサロンとは、家に閉じこもりがちになっている高齢者や障害者、子育て中の親子などが身近な公民館やコミュニティセンターなどに集まって、気軽に楽しい時間を過ごす活動です。「地域を拠点に住民である当事者とボランティアとが協働で企画をし、内容を決め、共に運営していく楽しい仲間づくりの活動」として、全国で取り組まれるようになっています。
　現在、神栖市内には11ヵ所のサロンがあります。新型コロナウイルスの影響により、サロン活動や交流事業など、人と人とのつながり作りの活動が実施しづらい状況が続きましたが、徐々に活動が再開されています。神栖市のわくわくサロンには20年以上の歴史があるところもあります。これから、段々と一人ひとりのふだんの暮らしが戻り、愛される居場所がこの先もずっと続けていけるよう、地域の皆さんとのつながりを応援にしていくとともに、新たにサロンを立ち上げたい方々の「思い」を「活動」につなげられるよう、取り組みへの調整や側面的な支援を行います。お気軽にご相談下さい。〈福祉活動推進センターB〉

• 2023年5月1日
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