令和5年度ボランティア登録・保険更新説明会およびボランタリーな取組みを応援する講演会を開催しました。
令和5年3月11日(土)、神栖市保健・福祉会館にて「令和5年度ボランティア登録・保険更新説明会およびボランタリーな取組みを応援する講演会」を開催しました。当日はボランティア活動者を始め、ボランティアに興味のある方や鹿行地区の社協職員の方を含め78名が参加されました。土曜日にも関わらず、多くのご参加をいただきありがとうございました。
令和5年度ボランティア登録・保険更新説明会
ボランティアセンターでは、「自発性・無償性・社会性・先駆性」等に沿ったボランティア活動者を応援しています。当センターに登録していただきますと、広報協力、ボランティア活動のコーディネート及び連絡調整、助成金制度、保険加入など、皆さんの活動を支援できる内容を説明させていただきました。短い時間の中での説明でしたので、ご不明点等がありましたら、いつでもボランティアセンターにお問い合わせください。
ボランタリーな取組みを応援する講演会
茨城県生涯学習・社会教育研究会会長 長谷川幸介先生を講師としてお招きし、「コロナ禍における地域活動について」お話しいただきました。
高度経済成長期、多くの日本人はふるさとから離れて新しい場所でそれぞれの家族を作り上げてきました。近年、ライフスタイルの変化によって核家族という形はなじみのある言葉になりました。いずれ夫婦二人の暮らし、そして一人暮らしになります。恐れるべきことは一人暮らしになることではなく、「ひとりぼっち」になることであり、社会からも繋がりがなくなり、自身の幸せのかたちを見つけられなくなることです。コロナ禍によって人との接触が制限される中でさらに感じたことと思います。
人生の中で、多様な価値と個性を活かしあう、これからの地域の形について、「苦しさ、つらさ、お金」では比べられない喜びがボランティアにはあります。
有限な時間の中で、生まれる前から亡くなった後も流れ、ずっと続く時間を刻む「カチカチ時間」と、人生の途中で始まる砂時計のような「さらさら時間」があり、さらさら時間は亡くなってしまったら終わる時間であることから、自分が望む活動やボランティア活動に充て、周囲の人と併せて時間を足していき、充実な時間にしましょうと最後にお話がありました。
長谷川先生らしいユーモアのある口調で笑いありの2時間となり、参加者の方々からは「自分らしく、楽しいボランティア活動に加わっていきたいと思います」「生活スタイルの変化や長寿社会に伴う課題を認識できる機会となりました」や「先生の講演を久しぶりに聞けて良かったです」と神栖市に縁のあった長谷川先生を懐かしく思う声がありました。
長谷川先生、有意義なご講演をありがとうございました。
春も感じられる暖かい季節となり、コロナ禍での行動制限の緩和も相まって外に出る機会も増えてくると思います。ボランティア活動をきっかけに地域の人とつながる「幸せのかたち」を見つけてみませんか。
ボランティア活動に関することなど遠慮なくお問い合わせください。
社会福祉協議会 神栖本所ボランティアセンター
TEL:0299-93-1029
E-mail:info@kamisushakyo.jp
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会 ボランティアセンターです。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-1029 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
メールでのお問い合わせはこちら- 2023年3月27日
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