令和4年度第2回うぃるかみす協力会員養成講座を開催しました
『うぃるかみす』は高齢者や障害者世帯等で「ちょっと誰かに手伝ってほしい」という”利用会員”と、掃除や買い物外出時の支援などをする”協力会員”による会員制の住民参加型有償福祉サービスです。うぃるかみすの詳細はこちら。
3月8日(水)、神栖市保健・福祉会館の交流サロンを会場に令和4年度第2回うぃるかみす協力会員養成講座を開催しました。
市内在住の5名の方が参加され、はじめにそれぞれ講座に参加したきっかけを自己紹介と合わせてお話ししていただきました。
第1部 安全な車いす操作法と利用会員とのコミュニケーションについての講話・実技 講師:介護福祉士 大竹京子氏
うぃるかみすの利用依頼には、病院受診の付き添いが多いです。院内での車椅子操作法、その際の利用会員との関わり方について学ぶために、介護福祉士の大竹京子氏から「安全な車いす操作法と利用会員とのコミュニケーション」についてお話しいただきました。
『安全な車いす操作方法』については車いすを実際に使用しながら、部位を確認し、安全に介助する際のポイントについて学びました。車いすの実技では2人一組になり、車いすを押す役割と乗る役割とを交代で行い、エレベーター、スロープ、段差の乗降、安心して乗れるスピードを体感していただきました。
体験中、参加者の方から「声かけすることは大事ですね。」と話があり、「今日は暖かいですね。」「右に曲がります。」「スロープがありますので、後ろからさがります。」と積極的に声かけをされていました。
利用会員とのコミュニケーションについての講話では、利用会員とのあいさつや会話の中でも季節や天気等、自分自身で感じたことを自然体で素直な気持ちを伝えると、会話のきっかけになることなど意識的に行っているということや大竹氏自身で実際に経験した事柄から、利用会員の思いに寄り添いながら対応していくことがとても大切になってくるということをわかりやすくお話しいただきました。
第2部 うぃるかみす協力会員による講話
うぃるかみす協力会員による講話では、田中俊夫氏、沖田つや子氏にご協力いただき、うぃるかみすの活動を始めたきっかけや活動を行う中での流れ、活動していて感じたやりがいなどについてお話しいただきました。
「特に一人暮らしされている高齢者の方には人と話をしたい、という気持ちがあると思います。利用会員が希望する庭木の剪定や家事援助も大切ですが、その気持ちに寄り添って、お話をすることを大切にしています。」「うぃるかみすの活動を続けられているのは、利用会員さんが喜んで下さる笑顔が励みとなっているからです。」とお話がありました。
終了後、参加された4名の方がうぃるかみす協力会員に登録していただきました。
今後、先輩協力会員の活動日にあわせて同行見学した後、本格的に協力会員として活動していただきます。
新しい協力者が増えたことで、より多くの利用者のニーズにお答えしていきたいと思います。「ちょっと誰かに手伝ってほしい」とお考えの方、ご相談をお待ちしております。
※講座は新型コロナ感染予防対策に配慮し実施しました。
※参加者の皆さまには、ホームページの写真掲載のご了解をいただいております。
★うぃるかみす協力会員養成講座は定期的に開催しています。開催の詳細が決まりましたら社協ニュース等でお知らせさせていただきます。ご興味のある方などお気軽にお問い合わせください。
問合せ先:神栖市社会福祉協議会 ボランティアセンター(担当:横田、内田)
TEL 0299-93-1029
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会 ボランティアセンターです。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-1029 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
メールでのお問い合わせはこちら- 2023年3月14日
- 印刷する