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【福祉教育出前講座】大野原小学校6年生
令和4年10月12日、26日、28日の3日間にわたって大野原小学校にて、福祉教育出前講座を行いました。
大野原小学校6年生(83名)は一学期より「福祉について考よう」をテーマに総合学習に取り組んできました。より福祉について理解を深めるために、社協職員による福祉の講話と車いす体験、アイマスク体験、高齢者疑似体験を実施しました。社協登録ボランティアグループ「サタデーズ」の皆さんにも体験中の見守りとしてご協力いただきました。
福祉の講話
10月12日(水)社協職員による福祉の講話を行いました。
普段私たちが暮らしている地域には、自分と同じ人は一人もいません。それぞれ性格の違いや、得意なこと、苦手なことがあります。また障害を抱えながら生活している方もいます。グループワークではお互いを支え合うために自分たちには何ができるかを考え発表しました。
社協職員による講義
困っている人には何ができるか考えてみましょう。
車いす体験、アイマスク体験
10月26日(水)車いす体験とアイマスク体験を行いました。
車いす体験では、段差や坂を想定したコース実際に乗って操作し、利用者側の気持ちを体験することで「自分たちにもできることは何か?」と考える時間になりました。
悪路を想定したコースでは自走は難しいので、介助の人にお手伝いしてもらいました
段差を越える時もしっかりと声掛けをしていきます
アイマスク体験を行いました。
人は五感から様々な情報を得ていますが、特に視覚は全体の約8割を占めています。そんな大切な目の役割を一時的になくすことで、普段は感じ取れない感覚や学びがあったと思います。体験中は、2人1組で校内を周り、ガイドヘルプの仕方についても学びました。
ガイドヘルパー役がドアがあることを伝えます
階段が何段あるか声かけしながら進みます
高齢者疑似体験
10月28日(金)高齢者疑似体験を行いました。
年齢を重ねるごとに身体にはどのような変化が現れるのか、お年寄りが普段どのような感覚で過ごしているかを高齢者疑似体験用の装具をつけて体験しました。関節の動きを制限するサポーター、重り、白内障を体験できるゴーグル等を装着して校内を回ったり、手の感覚が鈍くなった状態で豆うつしなどの体験をしました。
体験用の装具をつけて校内をまわりました
「関節が動かないと歩きづらい」との声も
手袋をつけ、動きを制限した手での豆移しは
みなさん苦戦していました
文字を見つけることも大変でした
さまざまな体験をされ、感じたことも人それぞれ違うと思います。この体験を通して、これから自分たちにできることは何だろう。と「福祉」について考え、普段の生活の中でも思いやりの心を大切に育んでいただけたら嬉しいです。
それぞれの体験にご協力してくださったボランティアグループ「サタデーズ」の皆さん、ありがとうございました。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会 ボランティアセンターです。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-1029 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
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