【福祉教育出前講座】軽野小学校4年生
令和4年10月5日、31日に軽野小学校にて、福祉教育出前講座を行いました。
軽野小学校4年生(58名)は1学期より「手と手をつなごう 心はひとつ」を総合学習のテーマに設定し学習に取り組んできました。より福祉について理解を深めるため、社協職員による福祉の講話と車いす体験、高齢者疑似体験を実施しました。また社協登録ボランティアグループ「サタデーズ」の皆さまにも体験中の見守りとしてご協力いただきました。
福祉の講話
10月5日(水)社協職員による福祉の講話を行いました。
グループワークを通して、困っている人がいた時に自分だったら何ができるか、何が工夫できるかを「考える」行動を大切してほしいと話させていただきました。
グループごとに分かれ話し合い、発表まで行いました。
「ここに横断歩道や信号機があったらもっと安全な町になるね」
車いす体験、高齢者疑似体験
10月31日(月)車いす体験と高齢者疑似体験を行いました。
車いすの操作方法を学んだあと、2人1組で車いすに乗る、介助する体験を行いました。車いすを自分で操作し、曲がった道や狭い場所を走行しました。段差や坂があるところは、介助の人に手伝ってもらいます。
実際に車いすに触れ、体験が始まりました
介助の人に見てもらいながら平坦な道は自分で操作をします
介助する時は声かけがとても大切です
エレベーターやスロープがない場所での介助の仕方も学びました
高齢者疑似体験では、年齢を重ねるごとに身体にはどのような変化が現れるのか、お年寄りが普段どのような感覚で過ごしているかを疑似体験用の装具をつけて体験しました。関節の動きを制限するサポーター、重り、白内障を体験できるゴーグル等を装着して校内を回ったり、グローブをつけ、手の感覚が鈍くなった状態で辞書を引いたり、豆うつしをしました。
ボランティアさんにお手伝いしてもらい装具を装着しました
階段は手すりを使って慎重に降りていきます
高齢者の手の感覚に近づけるために
手袋をして豆うつしをしました
辞書で『福祉』の文字を調べました
今回の体験を通して「相手に対する配慮の大切さや私たちの地域で生活する人を理解し、普段の生活の中でも相手の立場になって考え、行動する」そのような思いやりの心を大切に過ごしていただけると嬉しいです。
ボランティアグループ「サタデーズ」の皆さん、ご協力ありがとうございました。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会 ボランティアセンターです。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-1029 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
メールでのお問い合わせはこちら- 2022年11月9日
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