2022年かみすボランティア体験月間『点字体験』を開催しました
7月・8月は、全国各地で子どもから大人まで参加できるボランティア体験プログラムが展開される「ボランティア体験月間」です。ボランティアセンターでは、社協登録ボランティアグループのご協力により、夏休みを利用して参加できるボランティア体験プログラム<ベルマークの仕分け・点字・バルーンアート>を開催します。
プログラム詳細はこちら
かみすボランティア体験月間2022チラシ [PDF形式/499.08KB]
令和4年7月29日(金)、神栖市保健・福祉会館の交流サロンを会場に、「点字体験」を開催しました。参加者は市内の小学生親子2組の5名が集まりました。講師は点訳ボランティア活動を行っているひとみの会の皆さんです。
参加した小学生は、最初は緊張した様子でしたが、ひとみの会の水野さんが、自己紹介を兼ねて参加した皆さんに、点字体験に参加しようと思った理由を尋ねたところ、参加者の皆さんから「学校の教科書のことばの本に、点字が載っていたから勉強してみたいと思いました」「点字に最初は興味はなかったけれど、学校で車いすとアイマスクの福祉体験をやってみて、点字を読んでみたいと思ったからです」「学校の図書室に置いてある点字の本を読んで、目の見えない人が字を読めるのはすごいなと思ったから参加しました」「子どもに色々な経験をさせたいと思いました」「子どもと一緒に福祉について考えたかった」と、それぞれの思いを伝えてくださいました。
初めまして。皆さんちょっと緊張しています ひとみの会の皆さんが点字について説明
最初に点字のしくみ、読み方、書き方について説明がありました。点字は縦3点、横2点の6点を組み合わせて1マスとなり、50音を書き表し、数字や濁音などは2マスを使い表します。点字には漢字はなく、全てひらがなで表します。点字をうつ時は、右から左に横書きでうちます。読むときは点字のでこぼこした面を上にして、左から読んでいきます。
点字を読むのは難しかったです
文点字版で点字用紙をセット
点字をうつ手に、力が入りました
ひとみの会の皆さんは、点訳ボランティア活動を30年以上続けています。視覚障害者の皆さんが大切な生活情報を得るために、神栖市の広報紙『広報かみす』や、社会福祉協議会の広報紙『社協ニュース』や『ボラマガ』を点訳しています。点訳活動も時代と共に変化し、当初は点字を手うちで作成する大変な作業でしたが、現在はパソコンと点字プリンターを駆使し、正確でスピーディーに点訳することが可能になりました。参加者の皆さんにもパソコンで名前や電話番号をうち、点字プリンターでプリントアウトする体験をしていただきました。
■参加者の点字体験についての感想
・点字を読んだり、書いたりするのが楽しかった。
・点字だけでなく手話も勉強して、障害者の方が困ってたら役に立ちたい。
・いろんなことが学べて楽しかった。
・今日の体験で良いことをたくさん聞けたので、また参加したい。
点字体験を通じて、参加者の皆さんに視覚障害者の方について理解を深めていただき、またボランティアの皆さんと交流が出来、有意義な一日となりました。ひとみの会の皆様、ご協力ありがとうございました。
※ボランティア体験は、新型コロナ感染予防対策に配慮し実施しました。
※参加者の皆さまには、ホームページの写真掲載のご了解をいただいております。
★ボランティア活動についてのご相談は、下記までお気軽にお問い合わせください。
ボランティアセンター 電話0299-93-1029
関連ファイルダウンロード
- かみすボランティア体験月間2022チラシPDF形式/499.08KB
PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会 ボランティアセンターです。
(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158
電話番号:(本所) 0299-93-1029 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294
メールでのお問い合わせはこちら- 2022年8月1日
- 印刷する