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《報告》第137回地域ネットワーク勉強会を開催しました
日 時:平成21年3月10日(火)午後7時~午後8時30分 参加者:42名
テーマ:『ひきこもり当事者の思い』
講 師:Aさん(男性26歳 ひきこもり当事者)
佐藤節子氏(ニート・ひきこもりホットライン相談員)
当事者として約2年間のひきこもりを経験されたAさん(男性26歳)と、ニート・ひきこもりホットライン相談員としてひきこもり支援をされている佐藤節子氏をお招きし、実際の経験談、「ひきこもり」について思うこと、周囲に伝えたいことなど、率直に語っていただきました。
今回は当事者の方の‘生の声を聞く’貴重な機会ということで、医療・福祉・教育関係者、民生委員の方など42名の参加がありました。
特に明確な疾患や障害などの理由がなくひきこもる‘社会的ひきこもり’を経験したAさんは、当時の心境を「何をしていいかわからず焦っていたんです」「仕事をしていないことを周りに知られたくなくて、よりひきこもっていってしまいました」などと、ひとつひとつ自分の言葉で素直に語られました。
昨今のメディアの影響もあり、“ひきこもり”と聞くと単一的にネガティブなイメージが強い傾向がありますが、Aさんが語る中で、「“ひきこもり”とひとことで言っても、自分のように特別な要因がない場合もあれば、疾患や障害が理由で家から出られない人もいる。いろいろな人がいるのに、ひとくくりにまとめて“ひきこもり”と言われるのには違和感がある」と、真剣な眼差しで訴える姿が印象的でした。
また、支援者である佐藤氏との出会いをきっかけに、自信や将来の目標を取り戻しつつあるAさんの生き生きとした表情から、自分の悩みを打ち明けられる‘誰か’と“つながる”ことがひきこもり状態から踏み出す大きな一歩になることを確認できました。
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