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4. ≪報告≫第185回地域ネットワーク勉強会を開催しました

◆日 時：平成25年6月21日（金） 午後7時～午後9時

◆テーマ：精神科の相談室を活用しよう

◆講 師：医療法人三省会 本多病院
              朝比奈千穂氏（精神保健福祉士）
              土屋寛夫氏（精神保健福祉士）

◆参加者：20名

精神科や心療内科を受診する際に、本当に受診が必要なのか悩んでいる方、初めての受診でどうしたらよいかわからない方の「相談窓口」として精神科病院には精神保健福祉士が配置されています。今回の勉強会では、本多病院の精神保健福祉士 朝比奈さんと土屋さんをお招きして、精神科相談室の活用についてお話し頂きました。

朝比奈さんからは、初めて受診する際によく受ける相談、受診している患者さんやそのご家族から受ける相談について、事例をもとに説明をしてもらいました。「相談室をもっと気軽に利用してもらいたいです。主治医に相談しづらい場合は、相談室のワーカーに声をかけてほしい。どんなことでも大丈夫ですから」とお話しがありました。

初めて受診される方の相談でよく受ける内容として…
 Ｑ．精神科の受診に特別に必要なものはありますか？
 Ａ．特別なものはありません。お金、健康保険証、お薬手帳、紹介状（他の精神科病院を受診していた場合）等
       です。

 Ｑ．精神科に受診する前に準備することはありますか？
 Ａ．当院では予約の必要はありませんが、電話などで事前に相談していただいた方が先生との診察がスムーズで
       す。病院によっては予約診療のところもあるので、いずれにしても受診しようとする医療機関に一度電話で
       相談しておくことをオススメします。

土屋さんからは、統合失調症の本人自身が気づく症状・気づきにくい症状や治療方法、家族の関わり方として、(1)病気や治療についての正しい情報を得る、(2)日々の生活上の対処の工夫を見つける、(3)少しでも楽な気持ちになって気持ちのゆとりを取り戻すこと などのポイントをお話し頂きました。

• 2013年6月28日
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