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《報告》第204回地域ネットワーク勉強会を開催しました

報告204勉強会(1)◆日 時:平成27年1月22日(木) 午後7時~午後9時

◆テーマ:ビデオ上映会『うつと生きる ある会社員の17年間』

◆参加者:18名

今回の勉強会は、「うつ病」をテーマとしたビデオ上映を行い、その症状と向き合う方の生活を通じて、うつ病の理解を深めながら、支援者や家族の関わりについて学びました。

ビデオ内容

19 歳の時、うつ病と診断されてから、うつとともに生きてきた、ある会社員の17 年間を証言によってたどります。うつ病を病むことの苦しさは人にわかってもらいにくく、自分で気づくことも難しい場合もあります。病気に振り回されて自分らしい人生を見失いそうになることもあります。しかし、たとえうつが完全になくならなくても、それとの付き合い方を見つけることで道が開けていきます。その葛藤の軌跡を、本人、家族、友人、専門家が語ります。

うつ病に対して正しく向き合えるまでを追いながら、生活や就労場面それぞれに湧き上がる葛藤を包み隠さず話していた主人公の『ある会社員』。自分1人ではなかなか解決できないことでも、医療の専門家や行政などに相談し、福祉制度やサービスを利用しながら前を向いて生きていく姿に勇気づけられる内容でした。

 

DVD監修者:大野 裕 氏(国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター長)

うつ病は心の活気がなくなる状態で、憂うつな気分になったり、楽しむ気持ちが持てなくなったりしてきます。また、身体の調子が悪くなったり、仕事や家事に集中できず、うまくそれができなくなったりもします。こうした症状のために、うつ病の方は様々な苦労を経験されます。さらに、そうした症状に加えて、その苦しさを人に分かってもらえないということで悩む方もたくさんいらっしゃいます。心の問題は外からは見えにくいものです。その悩みを抱えながら多くの方が生活をしていらっしゃいます。以前はうつ病は治る病気だと言われていました。しかし、その後の研究から長くうつ病を患う方が少なくないということが分かってまいりました。
また、私は職場のメンタルヘルスにも関係しておりますが、10年前に比べて相談にいらっしゃる方は大きく増えています。うつ病にかかって休む方も増えています。その中で休まれた方がスムーズに復職できるような復職支援、つまりリワークが重要になってきています。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは神栖市社会福祉協議会です。

(本所)神栖市溝口1746-1 (支所)神栖市土合本町3-9809-158

電話番号:(本所) 0299-93-0294 (支所) 0479-48-0294 ファクス番号:(本所) 0299-92-8750 (支所) 0479-48-1294

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