★社協職員レポート ~思いはひとつ -常総市災害ボランティアセンター運営支援に参加して-~
9月10日から11日にかけ台風18号のもたらした集中豪雨災害により、特に被害の大きかった常総市には、生活再建を応援すべく多くのボランティアが訪れています。
そんな中、ボランティアを受入れ、被災された方々からのニーズの聞き取りやニーズに合わせたボランティアの調整、必要な資材の受け渡しや管理、情報の収集やデータ管理など、スムーズなボランティア活動を支える要となっているのが災害ボランティアセンターです。
私が災害ボランティアセンターの電話受付に関わらせていただいたのは、被害発生から3週間近く経過した9月末の二日間でした。「まだ、ボランティアの受入はしていますか。」「救援物資の受け入れはしていますか。」…その場でお答えできるもの、専用回線の電話番号を案内するものなど…様々な問合せ等がひっきりなしにありました。
「阪神・淡路のときにお世話になったのでお返しがしたくて」「テレビの映像をみていたら、自分もなにかお手伝いしたいと思って」 「○○県から団体でバスをチャーターしていきたいのですが」…「ありがとうございます」…心温まる申し出に何度も頭を下げている自分がいました。
大型機材の貸し出し、炊き出し、マッサージなどの協力申し入れについては、活動の要望がある場合のみ連絡させていただくこと、連絡がない場合は要望がないものと判断していただきたい旨を最初に了解していただいた上での詳細聞き取りでしたが、みなさん快く応じてくださり、本当に頭の下がる思いでした。
同じフロアの中は、【県社協ボランティア】のビプスをまとった方や所属先の名前が入ったユニフォームをきた方等が入り交じり、それぞれの部門を担当していました。なかにはボランティアとして連日パソコンへの入力作業をされている方もいました。スタッフが入れ替わっても混乱なく運営するためには、最新情報の収集と発信、資料整理やデータ管理等に加え、朝と一日の活動終了後の全体ミーティングや担当別の申し送り、班長会議等は災害ボランティアセンターの土台を支える重要な部分です。
周囲の状況や被災された方々のニーズは刻々と変化しています。所属、役割は違ってもそれに関わるスタッフの〈一日も早い復興を〉という思いはひとつです。
災害ボランティアセンター立ち上げ当初から不眠不休で係わっている地元社協をはじめ、心を寄せ現場に駆けつけてくださるボランティアのみなさん、県社協、各種団体等の組織的支援体制等、多くのみなさんの結集した力を強く肌で感じた二日間でした。
〈支所 地域福祉推進センター S〉
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メールでのお問い合わせはこちら- 2015年10月19日
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